「他人の自殺を止める」という独善的な行為

スポンサーリンク

が好きじゃないんです。

「自殺は悪いこと」という価値観には「死ぬのは悪いこと」という前提があるでしょう。
ではその前提はなんでしょうか? 「生きるのはいいこと」ではないでしょうか。
果たして本当にそうでしょうか。
生きてて楽しい! 生まれてきてよかった! という人もいるにはいるんでしょうが、みんながみんなそうではありません。
だから「他人の自殺を止める」というのは独善的な行為なわけです。

直接的な利害が絡むならしょうがないと思いますよ。
「うちの敷地で死なれると迷惑だ」
「死ぬなら借金を返してからにしろ」
とか電車が止まるとかそういうの。

いつだったか、どっかの海沿いの崖だったかな? 自殺をしようとしていた母と子がいて、それを止めたおじいさん。しかし結局、その日のうちに別の場所でやっぱり飛び降り自殺してしまったというニュースがありました。それで最初に自殺を止めた人がインタビューを受けていて、「せっかく止めてあげたのに……」みたいなことをいっていたのがすごく胸糞悪かったのを覚えています。

そもそも「生き物は絶対死ぬ」んだから、生は死を内包しているし、産むという行為は殺すことでもあるわけです。それなら「生きるのはいいことで死ぬのは悪いこと」という価値観には無理があるんですよ。
何が言いたいかというと、根本的にこの世の中の成り立ちがおかしいのではないか? ということです。

タイトルとURLをコピーしました