長寿と平和の国ニッポン?

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自分がクソガキの頃は「平均寿命が超長い日本に生まれてよかった!」とか思ったものですが、それなりの年になって世の中を理解できるようになると、必ずしも「長寿=いいこと」ではないことがわかってきます。

頭も体も衰えた状態で生きながらえるのが果たして幸せなのか? ということです。
周りの人間はもちろん、本人だってそうでしょう。
頭も回らない、体も動かないなんてほとんど植物人間でしょ。
少なくとも自分ならそんな状況で長く生きたいとは思いません。
実際にいろいろ不自由な老人を見ると「うわ……自分はこうはなりたくねーなぁ」と思います。

似たようなことが憲法9条にもいえると思うんですよね。
「戦争しない平和な国」といえば聞こえはいいですが、実際は責任を放棄しているだけですよ。
生きるということは殺し合いなんです。スーパーに行くと血の一滴もついていない綺麗なピンク色の肉が売られていたり、いろいろ見えにくくはなっていますが本質は揺るぎません。
殴るの撃つの刺すのだけが殺す手段ではないんです。受験だって就職だって結局は競争、負けた側は少しずつ「死」に追いやられていきます。
同様に、ドンパチだけが戦争でもありません。経済制裁なんていうのは「現代の戦争」と表現しても差し支えないんじゃないでしょうか。
その辺から逃避していた日本という国ですが、そのツケを払わないといけない局面が近づいている……というかもう突入しているのかもしれません。

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